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supreme motorworks diary

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2008年 10月 14日

Twisted crankshaft 2

昨日の続きです。

Twisted crankshaft 2_e0132832_1758857.jpg
スラッジトラップ。クランクウェブ外周にあるプラグを外す事で内部の洗浄が出来ます。



Twisted crankshaft 2_e0132832_17592299.jpg
オイルラインがクランクピン側に抜けているのが見えます。


Twisted crankshaft 2_e0132832_17593685.jpg
タイミングサイドから送られてきたオイルがこの穴からクランクピンに供給されます。


クランク分解時にはこの作業は必ずやる必要があります。
今までやってきた中では過去にあけた形跡が無く、尋常ではない量のスラッジが
溜まっていたことも多々ありました。
遠心力によってスラッジはかなり押し固められている状態になっているので
地道にコリコリと落としてください。

かなりスラッジトラップ内部の容量は大きいですが、限界量を超えると即オイルラインが
遮断されビッグエンドに深刻なダメージが出ます。ビッグエンドにケージドローラーを
使用し、組み立て式のクランクシャフトを持つB44,B50の場合はビッグエンドアッシーを
新品に交換することでほぼ復旧できますが、プレーンメタル+ワンピースクランクのB25系
では最悪の場合クランクシャフトを交換しなければならなくなってしまいます。
フリクション、コストパフォーマンス、整備性などに対してベアリングに対してアドバンテージが
あるメタル方式ですがそれもこれも十分なオイル供給の上に成り立っていることです。
オイルラインにトラブルが出た時はベアリング方式より顕著にダメージがでますのでより
注意が必要です。

良く巷ではBSAはオイルラインが細くてトライアンフに比べてオイル関係のトラブル
が多いと言われますが通常使用においてなんら問題はないと個人的には思います。

正しい整備が施されていない限り正しい評価は下せませんし、なんたってBSAとトライアンフは
同じ会社なのですからw



洗浄後組み上げて芯出しをすれば組み込み準備完了です。
Twisted crankshaft 2_e0132832_180045.jpg



Supreme motorworks

by suprememoto | 2008-10-14 17:57 | works


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