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2008年 10月 10日
今日はヴェロセットバイパーのシリンダーヘッドのオーバーホールの紹介です。 先日ヘッド、バルブ、バルブガイドを単体で持ち込まれたS様よりオーバーホールの 依頼を受けました。 ![]() ![]() ![]() 作業前 写真の通りフランジレスのため(打ち込んだ際ここまで打ち込めばOK!という座面が無い) ロッカーボックス側へのガイド突出量を規定通りにセットするため治具を用いて圧入します。 突出量が長いとバルブリフト時にバルブガイドとリテーナーが干渉しますし、逆に少なくても ポート内で混合気の妨げになったりバルブが閉まらなかったりするのでこの数値は きちんと守る必要があります。 ガイド交換後バルブの突き出し量を確認すると当社規定値の範囲をオーバーしてましたので S様に連絡後許可を得てバルブシートの交換後、シートカット、すり合わせを行い完成しました。 これで新車時の寸法、状態にリセットできました。 ![]() ![]() ![]() 作業後 今まで何百機も英国車のエンジンオーバーホールをしてきた経験上言わせて頂くと バルブシートが限界以上にもぐってしまっているエンジンが多いように思います。 日本で走っている英国旧車の多くがOHVで、プッシュロッドもしくは タペットアジャスターの調整でもぐったシートでも調整できてしまいます。 調整ができるなら一見問題ないように見えますが本来の寸法より大きくずれると 実質上のバルブリフト量の低下、バルブガイド・バルブステムへの負荷増大、 突き出し量が増えたことによるバルブスプリングセット荷重の低下等 パフォーマンス、耐久性に著しい影響があります。 特にロッカー周りがコンパクトに設計され、短いロッカーアームが使用されている トライアンフツインは注意が必要です。 案外調子が良いと思っているエンジンも本来の性能ではないかも知れません。 オーバーホール時にはちょっと気にしてみてください。 Supreme motorworks
by suprememoto
| 2008-10-10 03:33
| works
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