supreme motorworks diary

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2008年 04月 01日

Crank shaft reconditioning

ちょっとまえにやったヴェロセットMK1KNSSのクランクシャフトリコンデイションの作業風景です。




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タイミングサイドフライホイール、ドライブサイドフライホイール、クランクピン、
クランクピンナットx2、ベアリングアウターレース、ベアリングローラーx13とシンプルです。

各部品は完全洗浄後に各部測定、まがり等の点検を行っています。
今回はクランクピン、アウターレース共に磨耗はごくわずかで共に0.01mm以下でしたので
再利用可能です、再使用できなかった場合は製作することになるところでしたので胸をなでおろしました。
スモールエンドも程度良好なので再利用します。

しかしローラーの方は予想通り直径、長さ共に0.02~0.04mm程度の磨耗がみられたので全て交換です。
1930年製のKNSS(まあ他の年では存在しないんですが。。)はホフマン社製の
13ローラーベアリングを採用することによりクランクピン、ローラーのサイズを
それまでのものより大径化してクランクシャフトの強度、耐久性共に高められていますが、
ケージドベアリング(ローラー同士が接触しない為のカゴ付きのタイプですね)ではないためにやはりローラーの磨耗が目立ちます。

5/16x7/16(インチ)と言うサイズのベアリングは僕の知る限り他の車種でも使われてないために
手配に手間取り、結局イギリスのとあるヴェロセットスペシャリストから分けて頂きました。
誰かインチサイズのローラー販売業者のお勧めのとこあれば教えてください。


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片側のフライホイールにピンを取り付け、バラ玉を並べて注油してコンロッドを装着します。









あとはもう片側のフライホイールを被せて両側のナットを仮締めして大体の芯を出します。
ほんでナットを本締めしてクランクの芯出し作業です。



完成!

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ダイヤルゲージでチェックすると振れは1/100mm~2/100mm程度なんで合格です。

次回はボトムエンドの組み立てを紹介します~。(多分)
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by suprememoto | 2008-04-01 23:34 | works


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