2014年 03月 29日

Norton model18追記

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久々にブログをアップしたら思いのほか反響、お問い合わせがあり全然更新しないブログを
チェックして頂いてたんだなあ~と少し反省しております。

モデル18に多数お問い合わせ頂いているのですが、皆さま共通して誤解されていたり
謎に思っていらっしゃる点があるようですので少しご説明させて頂きます。

お話しさせて頂いてる中でやっぱりES2が一番人気なんだなあ~と
感じたのですがES2と18の違いを知らずになんとなくES2を希望されている方が
多く感じたので簡単に説明させて頂きます。

過去のお問い合わせからしても一番人気なのは39年のES2なんだなと感じておりますが
おそらく理由は①戦前に作られたものである ②38年後期からはバルブ周りがエンクローズド
(密閉式)になりエンジンがドライに保ちやすい ③クレ―ドルフレームである ④OHVモデル
の500と言う4点に理由があるんだと思います。

ノートンのガーダーリジッドモデルでエンクローズドと言う条件を満たすのは
38年式のモデル18、ES2 39年式の18、ES2
戦時中はOHVの生産は無いのであとは46年の18のみになります。
そりゃ実は2~3年しか作られて無いモデルですから中々売り物が無いはずです。
余談ですが30年代に入ってからの初期のサドルタンクのモデルも中々少ないです。
1929年の世界恐慌の影響で生産台数自体がかなり少ないらしく、30年代のノートンが
海外で売りもの情報が出た時に30年代中盤に集中しがちなのは恐慌と第二次世界大戦の
狭間で一時の平穏だったからかもしれませんね。

大まかに言えば18とES2の違いはフレームがオープンフレームかクレ―ドルフレームかの
違いとの認識で間違いないのですが実は長い18の歴史上46年だけが何故かクレ―ドル
フレームなのです。

戦争終結でバタバタしていた46年はノートンに限らず、その他多くのメーカーがラインナップの
縮小、新時代に向けて整理したメーカーが多くノートンは1度2機種に絞ります。
それがモデル18とサイドバルブの16Hなのですがどちらも戦前に使用していた
オープンフレームでは無くクレ―ドルフレームになります。
そういう事情もあり実は46年の18は39年のES2とほぼ同じ仕様のモデルなのです。
細かく言えば46年だけヘッドライトステーの形状が変わったり、ラバーマウントだったハンドルが
リジッドマウントになったり、フロントブレーキが左から右に変わったりと言った違いがあります。

46年までの事だけ考えれば何故戦前のES2を46年はES2と言う名前で出したんだろうと
思いますが47年からのテレスコピックフォーク採用の新型モデルでは全車クレードルフレーム化
されるので、あまり戦前との繋がりは考えなかったのかなと推察します。
(18と16HはクレードルのリジッドフレームでES2はクレ―ドルのプランジャーフレーム
/ガーデンゲートフレームになります)


まあ長々話しましたが38、39年のES2と46年の18はクランクケースの打刻以外
大して変わらんよと言うお話でした。



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by suprememoto | 2014-03-29 22:32 | sales


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