supreme motorworks diary

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2010年 08月 21日

A naked tank

ご存じのように当店は英国車専門店です。(別に戦前オンリーでは無いですよ!)
なので色々なものが修理に持ち込まれるのです。
例えばこれ

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1928年製Norton 16Hのぺトロールタンクです。
中々塗装が剥離された状態を見ることも少ないでしょう。
スキャロップド加工の具合がよ~くわかります。
一見程度は悪くないのですが・・・・

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お~!
なんか穴多くてスタッドが無え。まあニーグリップ付けば見えないけど~。


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おお~!デカイ穴!塗装剥離前から怪しかったけど~。


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おおお~!ステイラップポンプ(タイヤ空気入れっす)取り付け跡!
別に付いてなくても死なないけど~!


実はこれらは本来予期しておらずタンク裏からじわ~っとガソリン漏れてたのを直すだけの
つもりだったんですけどね。
新たに発見された部分も通常は面倒なだけでそんなに大変ではないんですが・・・

もうお気付きの方もいらっしゃると思いますが、コレハンダで組み立ててあるんです。
なので溶接はできないんです。したらタンクバラバラになっちゃいます。
ノートンのアイデンティティであるスキャロップ(別名ビラビラ)は別におしゃれの為だけじゃなく
実際はハンダ付けするときの糊代を多く取るためなんです。
年代に即した修理法が必要で、口で言うほどタンク修理って簡単じゃあ無いし意外と
お金もかかります。
このタンク他にも中に樹脂が流し込んであってそれが悪さしてたり、ハンダの下で
クラックが入ってたりと、まあ色々問題点がありますがお客さんの懐と相談しつつ
直していきます。
まあ本来は底板外して中身掻き出して再構築するのが一番良いのかな~!?
あ、俺も俺もって沢山タンク送ってこなくて良いですよ。いやホントに。



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by suprememoto | 2010-08-21 16:48 | works


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